ダックスフンドを飼われている方なら、気を付けなければいけない

病気のひとつに、椎間板ヘルニアがあるということは皆様ご承知の通りだと思います。

 

そして、長い間16年もダックスフンドのみの専門犬舎として運営しておりますと

やはりたくさんの方が、この病気についてご質問をしてこられます。

 

とても、辛い病気ですのですし、たくさんの方が愛犬がこの病気になって

胸を痛められておられることも承知しております。

 

ですので、これから私がお話しすることは本当に

私の個人的な、あくまでも私見ですので、こんなこともあるのか

くらいにお話を聞いていただければと思います。

 

現在犬舎に成犬が40頭ほどおりまして、すでにその多くは

引退犬として、のんびりと暮らしておりますが、最年長は16歳で

以下15.14.13.12とそれぞれの年代で数頭づついるという状況です。

 

で、現在当犬舎の椎間板ヘルニアになって歩けない子は何頭いるかというと・・・・

実は1頭もおりません、正確には、事故で2メートルくらいの高さから

落下してしまった子が、物理的に腰を痛めてしまって後ろ足が弱くなってしまった

という子はおりますが、通常の生活の中で椎間板ヘルニアになって

歩けなくなってしまった子は16年間のブリーダー生活で1頭もおりません。

16年間で一頭も居ないのです。

たまたま、一頭も居ないのでしょうか・・。

 

 

もともとドイツ系のダックスは通常のダックスに比べ 細身で筋肉質、そして

骨格自体が背骨が落ち込んでいるというタイプでもないので、ヘルニアには

なりにくいタイプのダックスフンドだと思うのですが、

 

それでも、ヘルニアになってしまいましたというご報告、手術しましたという

ご報告を頂くことがあります。

とても残念ですし何があっても絶対よくなって完治してほしいと心から思います。

 

ただ、そこで私がいつも思うことがあるんです。

実は、私の犬舎でも過去に 後ろ足を引きずって歩く

完全にヘルニアの症状だ・・という子は数えるてみると4頭くらい

いたのです。

ただし、その子たちは手術もすることもなく普通に生活するくらいには

全員歩けるようになりましたし、とくにヘルニアを気にして特別なことを

常にしてあげるということもなく普通に生活できるほどになっております。

 

私は、経験上、また先人のブリーダーさんたちの知識として

ヘルニアの症状が出たときは、とにかく安静。

1に安静2に安静・・。 ゲージでもなくキャリーに入ってもらって

本当にかわいそうですけど 身動きがあまりとれないほどに

安静にして、数日様子を見るという方法を、教えてもらっておりましたので

これまでも、そのようにして安静にして回復させております。

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ただ、この方法は本当にごく初期の段階で発見した場合ですので

症状が進行している場合は、この対処法では難しいかもしれませんが・・。

 

日頃から毎日触れあっている子なら、なんとなく様子がおかしいって

分かると思うんです。

昨日まで歩けて、今日いきなりグレード4です。

という子はあまりいないのだと思うのです。

そのような子もいると思いますが、おそらくとても少ないと思います。

 

何が言いたいかというと、いきなりグレード4以上だという場合以外は

できれば手術はしない方向で安静にして様子を見て、改善するのを

見守ってほしいとということなんです。

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現在は、動物病院でもこのような考え方の流れが多くなってきているようですが

まだまだ、いきなり手術しないと 歩けなくなりますよ・・・

っという感じの病院もあるようなので、よほど症状に納得して手術しかないと

思った場合以外は、できるだけ安静にして様子を見ていただきたいと思っています。

手術って犬にとっても、飼い主様にとっても、色んな意味で辛いし負担も大きいと思うんです。

 

昨日まで、普通だったのに、今日は後ろ足を引きずっている・・・という状況を

目の前にしたら、冷静になっていることなんて難しいかと思います、

ただ、知識として、安静にしていればよくなる可能性も ものすごく高いという

事を、頭の中の隅っこに入れておいていただければなと思います。