進行性網膜萎縮症(Progressive Retinal Atrophy)について

このPRAにつきましては、別のページでもご紹介させていただいておりますが、

最近の検査の方法について、少しお話を。

 

以前・・数年前に私が犬舎のダックス達を一斉にPRAの遺伝子検査してから

数年が経ったのですが、以前は動物のPRA検査について国内で検査できる機関が

極端に少なく、私も半数近くは海外に検体を送って検査してもらっていました。

 

ですが、つい最近なのですが、犬舎に新入りが他の犬舎さまから入りまして

PRAの検査をしようとしたところ、最近までは営業していたらしいのですが

以前国内で検査を請け負っていた会社はなくなり、また、時期を同じく

海外へ検体を送って検査を請け負って代行していてくださっていた会社も

営業をしていないということで。

色々調べてみましたところ、検査をしてくれる機関が国内に数か所できていまして

昔より便利にというか、検査が簡単になったなと思います。

 

ただ、以前はその検査機関に直接連絡をして取引できていたのですが

現在は、どこも、動物病院経由で送ってくださいとのこと。

 

一般の方は検査の必要は特に無いと思いますが、

やはり繁殖をされる方は、私の犬舎のように元々の親犬が両親ともクリアと

分かっている方以外は、必ず検査の必要があると思います。

 

*全てにおいて100%ということは無いので、突然発症ということも

あり得ますが、両親ともクリアでしたらほぼ間違いないと思います。

 

 

犬って凄く能力が高いので(色んな意味で) 正直目が見えなくても

本当に目が見えてないのかな?

って思うくらいに凄く自然に生活してたりするのであまり

違和感が無い感じがしますが、やはり愛犬が目が見えていないと

思うと悲しいですし、すこしでも色んな景色を見せてあげたいと

思うものです。

 

うちの犬舎みたいに一度に40頭近くも検査すると

結構まぁまぁな金額になると思いますが、

一頭だけなら動物病院経由でも15000円くらいあれば

検査できると思います。

検査したことも、そんな話聞いたこともない^^という

動物病院の先生もいらっしゃると思いますが、検査を

希望する方は、1度病院にご相談してみると良いと思います。

 

 

以下 固定ページの記事です。

 

その頭文字からPRAと呼ばれているこの病気は残念ながら一度発症すると治療は困難で、

愛犬が失明していくのを見ているしかなくなるという悲しい疾患です。

この病気の因子をもっているかいないのか、また発病する型の因子なのかその因子を持っていたとしても

生活に支障なく発病することの無い型なのか、これは遺伝子の検査をするしか特定の方法がなく、

以前は特定するのが大変困難で発症して初めて分かるという状況でした。

しかし数年前から日本国内でもこの遺伝子検査を行う機関が出来たことや

海外へ検体を送って検査を代行してくれるような会社もでき、比較的日本でも 検査をしやすい環境になってきました。

オリジアスカゴシマでは全頭にPRA検査を行っています

進行性網膜萎縮症(Progressive Retinal Atrophy)について当犬舎も繁殖者のモラルとして、また、若くして失明してしまうような悲しい子を

出さないためにも全ての繁殖にかかわる親犬達の遺伝子の型が分かるようDNA検査を行っています。

この検査を行っていることにより、お引渡しする子犬全てがこの病気により失明することが無い繁殖を行うことができております。

逆に、繁殖者全体からすれば検査せずに分からないまま子犬を繁殖しているブリーダーのかたがほとんど、と言っても良い状況です。
手間と経費、そして検査をして繁殖が出来ない親と分かってしまったらそれこそ繁殖に使うことができなくなってしまうから、という事のようです。

ダックスでも特に極めて明るい体色のカラーの個体は、大変高い確率でPRAのキャリアであることが多いという報告もあります。

検査の結果は3種類

検査によって3パターンの結果がでます。

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  1. N=クリアー(ノーマル): 因子を持たないタイプ。この犬からはすべての子犬にノーマルな遺伝子のみが送られます。
  2. C=キャリアー:遺伝子の組み合わせの(父方、母方のいづれか)片方にこの因子を持っている。
    発症はしないので普通の生活が送れるが、一つの遺伝子に変形を持っているので繁殖の相手はクリアーのみとなる。
  3. A=アフェクテッド:遺伝子の組み合わせの(父方、母方)両方にこの因子を持っている。その多くは発症する。

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この3パターンとなるので、検査さえして親犬の型が分かれば安心して繁殖することができます。

この検査が完全に100%確実ということではなく何万頭に1頭とかでは突然に発症するという事もあるらしいですが、

現段階ではこの検査をしていれば安心と言えると思います。