ダックスフンドと暮らす
こんなタイトルだと、ダックスフンドについての専門的な飼いかたがあるみたいですけど、実際にはそんなに特別なことなんて無いように思います。
第一にダックスフンドは従順で飼い易い犬種です。
大型犬や、力のとても強い犬種、もともと激しい性格の犬種などはそれに対応した飼い方や躾け方があります。ダックスフンドは、ペットとして飼育する犬種として理想的な犬種だと思います。
ですので、犬と暮らすということについて少しお話させていただきたいと思います。
私が何と言っても譲れない唯一のものは、「絶対に室内飼いしてください!」ということです。
これがクリアできれば、愛犬と暮らすのには7割合格です。事情で室内飼い出来ない場合は、残念ですがよほどの事がない限りお勧めできません。
犬は基本的に人間が大好きです
人間に構ってもらうことが至上の喜びです。
室外で犬を飼うとき。最初の一ヶ月、二ヶ月は朝晩の散歩を日課にして暇があれば犬に声をかけ頭を撫でてあげることもあるでしょう。しかし、それが半年過ぎ、一年過ぎ、誰も構わなくなり、朝晩の食事を出してトイレの掃除をするだけ・・・という生活サイクルにたちまち陥ってしまいます。
よく、考えてください。犬は人間が大好きです。
あなたに構ってもらうことだけが一日のうちの唯一の楽しみです。繋がられた犬は、朝あなたが食事を出してくれるのを待ちます。そして遊んでもらいたいと思います、頭を撫でてもらいたいのです。
でも、食事を出されるだけで姿がすぐになくなってしまいます。夜も同じです。人間も、犬も24時間です。しかも犬は人間よりも5〜6倍早く歳をとると言われています。犬の一日は約人間の一週間です。
一週間待って、構ってもらうことも無く、ほんの数秒飼い主に会えるのをじっと待っている。
ちょっぴり切ない気持ちになりませんか。
私は、オリジアスカゴシマの子がそんな気持ちで過ごしていると思うと少し胸が痛いです。
どれほど構うことが無いとしても室内飼いの子は一日のうち最低でも数時間はコミュニケーションをとる事ができます。あまりにも単純な話ですが・・・・。
犬は人間が大好きです。特に1頭飼いの子は本当に飼い主様が全てです。難しい躾けはできなくても、愛犬の頭を撫でてあげることはできます。悪いことばかりして、掃除が大変でも、ちょっと吠えてうるさいなって思うことがあっても、何故だかそれ以上の幸せな気持ちを与えてくれるのです。
私が提案する犬の飼い方。
- 室内で飼う
- たくさんのコミュニケーションをとってあげる
- 名前を呼びながら、優しく撫でてあげる
これに限ります。難しいことではないけれど、大切なことだと思います。