基本的にドイツ純血、レッドのロングヘアーのみ専門です。

ドイツ系ダックス一本で他の犬種、カラーは一切取り扱っていません。

ドイツ系ダックスの魅力

ドイツ系ダックス・・・最近少し耳にするようになりましたがほんの数年前は全くと言っていいほど聞かれないタイプでした。

私がこのあまり聞きなれないタイプのダックスに惚れ込んでしまったのには訳があります。原産国ドイツの正統派の流れを汲んでいる精悍さと重厚さを感じること。また、動物愛護先進国のドイツのこだわりの繁殖により、より健全な体質を維持し続けているとうバックボーンがあるということ。

最も魅力を感じ、何時間見ていても飽きないその理由は、犬らしくも凛とした精悍な顔つきとコートの圧倒的な美しさにあると思います。これはもう、圧倒的に美しく、見るものをうっとりさせます。簡単にウェーブしない、濃く艶のある完全なストレートヘア。ありそうで普通のダックスには無い極めて素晴らしい特徴なのです。本当に惚れます。

まだ、実際にご覧になっていない方は是非一度「本物」をご覧になって下さい。きっと、ドイツ系ダックスフンドに魅せられるでしょう!

アメリカイギリス系とドイツ系のタイプの違い

現在日本国内ではアメリカ・イギリスタイプのダックスフンドが主流です。
もともと、ドイツの犬であるダックスフンドの役割は猟犬でした。しかし、アメリカ・イギリスでは”トイ”的な位置づけになり、よりデフォルメされたフォルムに改良されました。
イメージ重視ですので、犬としての機能性よりも、胴長で短足というイメージに近づけるための改良が行われてきたということです。

脚が若干長めに見え、胸囲が小さい。ロング系はストレートヘア。

脚が極端に短く胴が太く長い。ロングヘアが若干ウェーブしている。

よく見かけるダックスで背骨がお尻よりも落ち込んでいるものがよくいます。このタイプは気を付けないと歳をとればとるほど背骨に負担がかかり、ヘルニアになりやすいものです。
胴長のダックスはこのタイプが多いこともありヘルニアになりやすいと言 われているのだと思います。

その点健全なダックスは首の後ろの付け根からお尻にかけてなだらかに下がり決してお尻が上がりません。またこれは後ろ足の骨格の角度がしっかりと充分にあるということでもあり、犬を見分ける際のひとつのポイントにもなります。

体格で言えばアメリカ、イギリスタイプに比べるとドイツ系は大変スマートで足の長さがかなり違うと思います。もともとドイツでのダックスは狩りで穴の中に入り込むための犬でしたから足の長さはそれほど関係なく胸囲が問題だった様です。

アメリカでも、イギリスでも、本物を作りたいという繁殖者の方はいらっしゃいます。超一流のブリーダーの方のダックスフンドは、ドイツやFCI(世界畜犬連盟)の基準に準じた素晴らしい犬を繁殖されている方たちもいらっしゃいます。

私が史上最高のダックスと思うスムースダックスの名犬フォルカはイギリスのダリスカ犬舎の流れを汲む名犬、ダリスカ・アンブローズの直子でした。フォルカは世界の名犬中の名犬、ワールドチャンピオンをはじめ世界各国のチャンピオンタイトルを獲得しました。晩年は日本にて暮らしました。

現在繁殖はしておりませんが当犬舎にいるスムースの女の子、カオルはこのフォルカの子で、大変貴重な系統です。

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